ADEAM 2016 Autumn/Winter Collection Report

 

ニューヨークをベースに活躍する日本人デザイナー前田華子氏が手がける“ADEAM(アディアム)”。

 

前回に引き続き東京のファッションウィークに参加し、ランウェイショーを東京ミッドタウンで開催した。

 

2016年秋冬のテーマに掲げたのは、「Japanese Arts & Craft」。

 

日本に古くから伝わる身近なアートや工芸品をインスピレーション源に、ホワイト、グレー、ブラックなどベーシックカラーや淡く優しいトーンのピンクを使って、「BORO(ボロ)」のパッチワーク技術にフォーカスしたコレクションを披露した。

 

 オーバーサイズのウールコートは、かつて日本の農民が着ていた上着をイメージしたもので、ラフでメンズライクなシルエットが「ボロ」ならではの気負わないシルエットを演出。

 

同素材で、ジャケット&スカートのセットアップもお目見えした。

 

 

 


 

このコレクションで、もう一つの注目した技術だという「組紐」は、デニム素材のビスチェトップやドレスで使用。

 

ショーの終盤にはボロとエレガンスの融合を表現したベルベットとシフォンを施したパッチワークドレスを、チェックやストライプなどのパターンを混じえてアシンメトリーシルエットで披露した。

 

 

“一見してはわからないところに潜んでいる美しさほど、ハッとするような輝きを放つことがある。”

 

そんな探究心をインスピレーション源に、伝統と革新の融合という同ブランドのフィロソフィーを体現したコレクションとなった。

 

 

H.M