YKK×nendo

衣類やバッグ用だけではなく、多種多様なファスナーを製造販売するYKK株式会社のために、

新たな可能性のきっかけとなることを目的に「半歩先の未来」のファスナーを考え、新たに

5種類のファスナーをnendoがデザイン。

 

表層的な仕上げや装飾ではなく、2枚の布の間に一直線上に並んだエレメントが、引き手の

移動によって噛み合ったり切り離されたりすることで、隙間なく開閉するというファスナーの

基本原理やその構成要素を見直し、新たな5つのファスナーが生まれました。

 

1. 「交差点」のようなファスナー

通常は一方向にしか開閉できないところ、「タテ」にも「ヨコ」にも開閉ができるファスナー。

 

2. 「隙間」のあるファスナー

「線」ではなく「点」で留めることで隙間を生み出し、通気性や柔軟性、あるいはケーブル類を

通すという新しい機能が生まれることが期待されるファスナー。

 

3. 3枚」の布を同時に留めるファスナー

「平面」同士ではなく、布を「立体」的に繋ぎ合わせることができるファスナー。

ひとつの空間を同時に3つに分断したり接続したりすることが可能に。

 

4.  継ぎ目なく「一周」するファスナー

本来ファスナーに存在する「始点」と「終点」を「環状」にすることで、360度どの方向から

もアクセスができるファスナー。

 

5. 「回転」して開閉するファスナー

引き手の「直線運動」を「回転運動」に置き換え、片方の手で布をおさえることなく、片手でも

開閉操作が可能となったファスナー。