DURAVIT by Philippe-Patrick Starck

ドイツ製デザイナーズバスルームブランド「DURAVIT(デュラビット)」(本社:ドイツ、 ホルンベルグ)が、 1994年デザイナー フィリップ・スタルクと一番初めの合同プロジェクトを始めたころ、 DURAVITとフィリップ・スタルクは、 お互いに惹かれ合う存在でした。 その当時、 この協業が後にどのような成功を収めるかは両者とも予期していませんでした。 その後洗面ボウルとファニチャーがセットになった「スタルク・バレル」は注目を集め、 今ではDURAVITのベストセラーのひとつになりました。 フィリップ・スタルクは次のように述べています。 「私は、 “バスルーム= 濡れたリビングルーム にならなくてはならない” と伝えてきましたが、 当時誰も私を理解してくれませんでした。 しかし、 DURAVITだけは理解してくれたのです。 そして、 この事実こそ私がDURAVITを愛する理由です。 」

フィリップ・スタルク(Philippe-Patrick Starck)は、 1949年にパリで生まれました。 エアクラフトデザイナーのAndréStarckと彼の妻Jacquelineの間に産まれたフィリップ・スタルク。 幼少期はノコギリを使ったり、 接着・研磨など工作ができる父の製図版の傍で沢山の時間を過ごしました。 スタルクは独創的な感性を父から譲り受け、 母からは詩的な世界観とエレガントなライフスタイルを受け継ぎました。 今日では、 ユーモアあふれる“インテリジェント”な作品を世に送り出しているスタルク。 テレビ(Thomson)、 スーツケース(Samsonite)、 ケトル、 ナイフ、 花瓶、 時計、 スクーター、 モーターバイク(Aprilia)、 ベビーカー (Maclaren)、 マウス(Microsoft)、 さらには船や住居など、 生活に関わる全てのデザインを手掛けています。 
 

 

 


デザインにおいて揺るぎないものとは?
デザイナーフィリップ・スタルクが語るバスルームのあるべき姿についてのインタビューは下記です。

 


[Interview with Philippe Starck]

 

 

一番初めのDURAVITとの協業では、 どのようにデザインアイデアを進めましたか? 

私はDURAVITへの仕事として、 主にアイコニックな形を使うことにしました。 それを古臭いのではないかと言う人もたくさんいましたが、 そんなことはありません。 「古臭い」というのは過去に執着していることであり、 一方「アイコン」とはタイムレスなのです。 わたしはバックグランドから入り、 様々なシンボルの広い意味も視野に入れマッピングしました。 全てのシンボルは刻まれた時間や歴史と結びついており、 世界中の異なる文化を理解するために大きな役割を果たします。 人々は高品質でありながらリーズナブルで大量生産できるもの、 さらにはユニークな製品を欲しがります。 つまり、 高品質でサスティナブルな製品という軸は何よりも大切で揺るぎないものでした。 サスティナブルな製品であることは、 絶対条件なのです。 なぜなら、 洗面ボウルは3か月に一度取り換えるようなものではなく、 それは家の一部であり、 何世代にもわたり、 代々使用できるものなのです。 

自宅では、 バスルームはどのような役割をはたしていますか? 

私にとってのバスルームは、 リビングルームの延長です。 リフレッシュして、 生き返らせてくれる場所、 そしてリラックスできる平穏な場所。 私たちが過ごしたい場所なのです。 例えば、 バスタブには3つの機能があります:人の目を惹く彫刻、 座ることのできるソファ、 体をキレイに洗う桶としての機能です。 

バスルームシリーズでは、 今日どのようなデザインが求められていますか? 

デザインは、 重要なフェーズに差し掛かっています。 今日では、 私たちの社会そのものへ当たり前のように溶け込んできています。 デザインとは別に、 製品の誠実さや機能性も重要です。 一番大切なことは、 DURAVITのような絶対的に誠実なパートナーとして信頼できるメーカーを見つけることです。 そして、 そこで初めて使い勝手の良いプロダクトをデザインするのです。 デザインは人の命を助けるものではないですが、 生活を楽にさせてくれるでしょう。 私たちは、 本物の便利さを追求したデザインオブジェクトを創り出しています。 

自身がデザインしたオブジェクトが持つ強みは何ですか? 

何が本当に必要かどうか私は自分に問いかけました。 本当に必要なものでなければ、 まったく意味を持ちません。 その“意味を持たないもの”は、 遅かれ早かれ社会の中で時代遅れとなるでしょう。 ME by STARCK(ミー・バイ・スタルク)シリーズでは、 例えば、 主要となるのは私たちの真のニーズです。 スタイルを確立せず、 トレンドの影響を受けず、 さらには販売プロモーションの影響も受けない。 DURAVITの製品開発チームは、 人間工学、 実際の動きに焦点を当てました。 そしてポイントは、 水がどのように流れることができるか、 使用する原料をどれだけ減らせるか、 掃除がしやすいかなどです。 

なぜDURAVITのような会社と協業するのでしょうか。 

わたしの信条は、 「幸運にも良いアイデアがあれば、 それをみんなとシェアする義務がある」ということです。 美しいオブジェクトをデザインすることは簡単です。 しかし、 そのオブジェクトをだれも購入しないということは、 だれも興味がないということなのです。 ですから、 DURAVITのようなパートナーと一緒に仕事をすることに価値があるのです。 私たちは30年近く一緒に仕事をしてきました。 私たちは、 ユニークな物語の共同著者とも言えるでしょう。 

[ Reference with Philippe Starck ] 
スタルクのデザインしたDURAVITの製品は今日世界中の建物に導入されています。 スタルクがデザインを手掛けるバスルームシリーズは個々のデザインコンセプトに基づき建築家やデザイナーから愛され続けるシリーズとなりました。

 

 


PROFILE: Philippe Starck  (フィリップ・スタルク) 
フランス出身のデザイナー。 エアクラフトデザイナーのAndréStarckと彼の妻Jacquelineの間に産まれたフィリップ・スタルク。 幼少期はノコギリを使ったり、 接着・研磨など工作ができる父の製図版の傍で沢山の時間を過ごしました。 デザインはパリのÉcoleNissim de Camondoで学んでいます。 フランスの大統領François Mitterand のÉlysée宮殿のインテリアデザインを手掛け有名になる前に、 インフレータブルなプロダクト(インテリアなど)をデザインする会社を起ち上げ、 デザイナーとして最初のステップを踏み出しています。 そのすぐ後に、 パリのCafé Costesのインテリアデザインを手掛け一躍スターとなりました。 DURAVITでは1994年にバケツやタライといった昔から生活に溶け込んできた道具の形状をアレンジして表現したStarck1シリーズを発表。 洗面ボウルやバスタブ、 トイレ、 ファニチャーまでトータルでデザインを手掛けています。 

DURAVITについて 
DURAVIT(デュラビット)は、 1817年にドイツ、 ブラックフォレストのホルンベルクで創業し、 現在では全世界130カ国以上で事業を展開するデザイナーズバスルーム製品のリーディングカンパニーです。 フィリップ・スタルクを始めとする著名デザイナー達*とのコラボレーションにより生み出される製品郡は、 衛生陶器を始め、 バスルームファニチャー、 バスタブ、 ウェルネス・システム、 温水洗浄便座、 水栓金具、 バスルームアクセサリーに至り、 バスルームのトータルコーディネーションを可能します。 環境に配慮したサスティナブルな製品は、 美しいデザイン、 革新的な技術力、 最高の品質を持ち、 ユーザーの“クオリティ・オブ・ライフ”を高めます。 *フィリップ・スタルク、 EOOS、 フェニックスデザイン、 ジーガーデザイン、 カート・メルキ・ジュニア、 クリスチャン・ヴェルナー、 マテオ・トゥーン、 セシリエ・マンツ  

URL   www.duravit.co.jp