Château Galoupet Cru Classé Rosé 2021

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)は、 生態系全体を再生させる、 モエ ヘネシーとして初のクリュクラッセ ド プロヴァンス格付けのロゼワイン「シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼ 2021」を本日2022年8月24日(水)より販売開始されます。

 

「シャトー ガルペ」は、 18世紀からその名が地図に載る歴史のあるブドウ畑で、 77ヘクタールの保護林と、 2020年から有機栽培に転換した69ヘクタールのブドウ畑からなるクリュ クラッセ ド プロヴァンス(コート ド プロヴァンス)のエステートです。 土地とテロワールだけでなく、 エステート全体の生態系を表現する洗練されたワインを造るというヴィジョンを掲げ、 卓越したテロワールワインのポートフォリオを造り上げることを目指しており、 360°環境に配慮したアプローチを採用し、 自然から得たものを積極的に自然へ還元しているワインです。

 

今回、 販売を開始する「シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼ 2021」は、 「シャトー ガルペ」による3年間の土壌調査、 ブドウ畑の手入れ、 敷地内の自然の再生を経て開発されました。 100%自社畑のブドウを使用した、 豊かで自然なアロマを持った純粋なテロワールワインです。 グルナッシュ、 シラー、 ロール、 サンソー、 そして非常に香り高いティブランをブレンドした複雑で重層的な味わいが特徴です。 ボトルは、 環境へ配慮したスマートパッケージへの取り組みにより、 リサイクルされたアンバーガラスを70%使用し、 二酸化炭素排出量の大幅削減に成功しています。

 

「シャトー ガルペ」は、 すべての知見を共有し、 協力し合うことで、 業界、 地域、 グループにとってサステナビリティの指標となることを目指しています。 今後の展開にもぜひご期待ください。

 

<シャトー ガルペの取り組みについて>

■ユニークな生態系

ブドウ樹よりも保護森林の方が多く植生するシャトー ガルペは、 生物多様性において、 地域の大切な拠点となっています。 シャトー ガルペが連携しているプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール自然環境保護区では、

希少な在来植物と90種を超える動物を確認しています。

これらの種の再生を促進し、 将来にわたって豊かな生物多様性を維持するための行動計画が策定されています。

また、 OFA(フランス国立衛生研究所)と協力して、 200個の養蜂箱を敷地内に設置し、 この春からは、 毎年2月から4月にかけて女王蜂の繁殖ステーションも設置していきます。

世界に12箇所しかない繁殖ステーションのひとつとなるシャトー ガルペは、 広大な保護林に囲まれ、 ミツバチの健全な発育に必要な安全な環境整備に取り組んでいます。

 

■将来に向けた取り組み

シャトー ガルペは、 伝統的な職人気質を尊重しながらも、 ブドウ畑からワインがグラスに注がれるまで、 一貫してサステナブルであることにこだわる先進的なワインエステートです。  

シャトー ガルペは、 自社の発展を確かなものにし、 サステナブルなブドウ栽培を目指す地域支援のためにも、

自社畑の3.5ヘクタールは研究開発に充てており、 気候変動や干ばつに強いブドウ品種を 調査するためのテストも行われています。

また、 ビオディナミの区画では、 将来の新しいワイン生産の可能性も模索しています。

調査結果の共有や、 他の関係者との緊密なコラボレーションに取り組むシャトー ガルペは、 業界や地域、 グループにとって、 持続可能性の指標となることを目指しています。

 

■豊かなテロワール

2020年8月より、 シャトー ガルペのブドウ畑はオーガニック栽培に転換し、 2023年までに認証取得完了を予定しています。 シャトー ガルペは、 この地方で最も古い地層の一つである「クリスタル プロ ヴァンス」の一部に

あり、 この土地特有の3つの土壌構成を持つ微気候を有します。

そのテロワールは、 シャトー ガルペの複雑で重層的な風味をもつワインの個性に明確に反映されています。

シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼでは、 100%自社でブドウ畑を所有し栽培管理を徹底することでブドウ栽培からワインの醸造プロセスなどすべての工程においてサステナブルなアプローチ、 透明性を一貫して管理することを実践している。

3年にわたる土壌の分析、 ブドウの木の育成、 エステートの豊かな自然の再生に取り組み、 初のオーガニック栽培ロゼワイン「シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼ 2021」の開発に至りました。

OFA(フランス国立衛生研究所)と協力して、 敷地内に200個の ミツバチの養蜂箱を設置
OFA(フランス国立衛生研究所)と協力して、 敷地内に200個の ミツバチの養蜂箱を設置
77ヘクタールの保護林に囲まれる、 69ヘクタールのブドウ畑
77ヘクタールの保護林に囲まれる、 69ヘクタールのブドウ畑
<Château Galoupet Cru Classé Rosé 2021> シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼ 2021 美しいシャトーを眠りから呼び覚まし、 生態系全体を再生させるワイン 100%自社畑のブドウを使用した、 純粋なテロワールワインです。 グルナッシュ、 シラー、 ロール、 サンソー、 そして非常に香り高いティブランをブレンドした、 複雑で重層的な味わいが特徴です。 ボトルには、 リサイクルされたアンバーガラスを70%使用しています。 容量:750 ml アルコール度数: 14%
<Château Galoupet Cru Classé Rosé 2021> シャトー ガルペ クリュ クラッセ ロゼ 2021 美しいシャトーを眠りから呼び覚まし、 生態系全体を再生させるワイン 100%自社畑のブドウを使用した、 純粋なテロワールワインです。 グルナッシュ、 シラー、 ロール、 サンソー、 そして非常に香り高いティブランをブレンドした、 複雑で重層的な味わいが特徴です。 ボトルには、 リサイクルされたアンバーガラスを70%使用しています。 容量:750 ml アルコール度数: 14%

マネージング ディレクター

ジェシカ・ジュルミー

 

2019年にモエ ヘネシーがシャトー ガルペを獲得した際、 マネージング ディレクターとして指揮を任されたのがジェシカ・ジュルミーです。 ジェシカは2013年にモエ ヘネシーに入社、 シャンパーニュメゾン、 クリュッグでコマーシャルディレクターを務めました。 クリュッグでの経験とワインへの情熱、 そしてMBA(経営学修士)の資格を生かし、 プロヴァンスの土地や生態系を表現する洗練されたテロワールワインを造る一方、 業界、 地域、 グループにとってサステナビリティの指標となることを目指しています。 彼女の原動力となっているのが、 幼い頃から母親に教え込まれた自然への敬意とエコロジーへの情熱です。 ジェシカの祖父母は農業を営んでおり、 ジェシカは祖父母の大地とのつながりにいつも感謝していました。 彼女にとってシャトー ガルペでの挑戦は、 まさに夢のような出来事なのです。

エステートディレクター

マチュー・メイヤー

 

マチュー・メイヤーはアフリカで育ち、 生物学と生態系に深い関心を抱くようになりました。 フランスでは農業工学を学び、 醸造学の国家資格を取得した後、 モエヘネシーでラム、 オーストラリアワイン、 シャンパーニュのマスターディスティラー兼オペレーションマネージャーを務めました。 2019年には「LVMHによるプロヴァンス ロゼの取得」をテーマにした論文でエグゼクティブMBAを取得しました。 マチューは、 趣味であるトレイルランニングと深海ダイビングを通して、 生命の世界の複雑さに魅了されています。 また子供を授かったことで、 生態系に配慮しそれを守りたいという思いを強めました。 これは、 シャトー ガルペでの彼の使命となりました。

■シャトー ガルペについて

 

77ヘクタールの保護林と、 2020年から有機栽培に転換した69ヘクタールのブドウ畑からなるクリュ クラッセ ド プロヴァンス(コート ド プロヴァンス)のエステートです。 2019年5月にLVMHのワイン&スピリッツ部門であるモエ ヘネシーが取得し、 同社のポートフォリオでは初のクリュ クラッセ ド プロヴァンスとなります。

2019年、 シャトー ガルペは、 土地とテロワールだけでなく、 エステート全体の生態系を表現する洗練されたワインを造るというヴィジョンを掲げ、 ジェシカ・ジュルミーによって再スタートを切ることになりました。

生物多様性のための保護区として、 また、 オーガニック栽培へ向けた計画も描き、 モエ ヘネシーのサステナビリティの指標となることを目指しています。

シャトー ガルペは、 その卓越したテロワールワインのポートフォリオを造り上げ、 さらに進化させていくためには、

敷地内の生物多様性を維持することが不可欠であると考えています。 地元の専門家や協会と協力し、 知識を深め、 生物多様性がブドウ畑やワインに与える影響に配慮した取り組みを実践しています。

また、 世界に12カ所しかない女王蜂の繁殖ステーションの一つでもあります。

HP:  https://www.mhdkk.com/brands/chateau_galoupet/