
株式会社カッシーナ・イクスシー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:高橋 洋二)は、2023年2月16日(木)よりカッシーナ・イクスシー青山本店にて、カッシーナのSORIANA(ソリアナ)ソファのリミテッドエディションとして、日本製のデニム生地をまとった限定モデルを数量限定で販売します。
スタイルの主張
1950年代の社会や大人に反発する若者と1970年代のカウンターカルチャーを象徴する、クロスカルチャーの流行スタイルであるデニム。同じように現代の
ライフスタイルに革命を起こしたデザインアイコンSORIANA(ソリアナ)が、そのデニムをまといました。
アフラ&トビア・スカルパがデザインしたこのアームチェアは、伝統的な固定観念を打ち破るものでありながら、その革新的なアプローチはゆったりとした自由な精神を体現しています。SORIANAのデニム仕様は、ファッションとデザインにおける2つの類似したスタイルの象徴を、自然に融合させたものなのです。
優れた日本製デニム
SORIANAアームチェアの特徴的な曲線には、デニムの専門家のサポートの下で選び抜かれた、優れた品質で知られる日本製の高級デニムが使用されています。
この生地は、セルビッチデニムを生産するために使用される小型のアンティーク織機で丹念に織られたものです。「セルビッチ」という言葉は、細い無加工 の境界がむき出しになっていることを意味する「セルフエッジ」という表現に由来しています。丈夫で耐久性に優れたこの生地は、外側の縫い目に沿ってしっかりと織られたセルビッチトリムが施され、赤いラインが側面の輪郭を描きながら特徴的なディテールをさらに際立たせています。

こだわりの技術
使用したデニムの60%はオーガニックコットンや再生可能コットンで、有害物質が含まれていないことを保証するエコテックス(R)と、有機農業の基準に従って生産された素材であることを保証するOCS(オーガニックコンテントスタンダード)の認証を取得しています。その色合いは、浸漬回数、酸化時間をベースに天然藍染の染料の濃度によって決まるという、手の込んだ工程を経て実現されています。
縫製された生地は専門のランドリーに送られ、摩耗させた後、クルミの殻などの有機廃棄物を回収した副産物を使ったサンディング工程を経て、使い古したジーンズのような色あせた風合いに仕上げられます。この工程では、浄化工程を経た水を部分的に再利用することで、節水が図られています。
ci–mò-sa:リミテッドエディションの証
SORIANAの曲線的なフォルムを包み込む柔らかな張地は、大きな金属製の支 柱で固定されています。テーラードジャケットのように、アームチェアの背面 にはカッシーナのロゴと「ci-mò-sa」(イタリア語でセルビッチの意)、そしてアームチェアの生産年を記したシルクラベルが4針で縫い付けられていま
す。さらに、アームチェアの下に貼られたラベルと構造体に取り付けられたタグには、限定生産の詳細が記され、まるで本物のジーンズのような仕上がりとなっています。
サスティナブルな精神
カッシーナ・ラボが手がけたSORIANAのデニム仕様は、環境への配慮はそのままに、循環型の素材を採用しています。中材の一部に使用されている素材は耐久性に優れ、生分解性があり、ライフサイクル終了後はコンポスト(堆肥化)が可能です。また、プラスチックバンク(R)から回収された100%リサイクルPETブローイングファイバーパッドが、快適な座り心地を提供。この素材は、ソフトキルトのように内部構造を包むスリップカバーにも使用されています。


◆Home Accessories 2023 Spring
"PRIMARY FOREST"
2023 年春の生活雑貨コレクションは、自然への回帰をテーマに、よりプリミティブなアイテムをお届けします。
深い霧のような釉薬の表情が特徴的な陶器や、重厚な木々のたたずまいを感じさせるウッドカービングのオブジェ、長い年月を重ねた岩肌を思わせる大理石 のキャニスターなど、自然の美しいテクスチャーと、様々なトーンのグリーンや奥行きのあるダークカラーを組み合わせた、温かさと力強さを感じさせるラインナップです。

Brands>
JOE SAYEGH PARIS
LAURA LIVING
LIFESTYLE
MODERN SHAPES EDITION
PITRE TROVANTI
POMAX
他
【Cassina ixc. 2023年2月新作展示】
期間:2023年2月16日(木)~
店舗:青山本店、名古屋店、大阪店、福岡店