【On】初の CleanCloud?テクノロジーによるアパレルコレクション「Pace Collection」を発売

スイスのスポーツブランド「On(オン)」(本社・スイス・チューリッヒ / 共同創業者 : デイビッド・アレマン、オリヴィエ・ベルンハルド、キャスパー・コペッティ)<および、オン・ジャパン株式会社(本社・神奈川県横浜市中区)(以下On)は、ブランド史上初となるCleanCloud®(クリーンクラウド)テクノロジーによる新作アパレルコレクション「Pace Collection(ペースコレクション)」を、2023年11月14日(火)からOn オフィシャルオンラインショップにて数量限定で発売いたします。

 

今回のアパレルコレクションに使用されているCleanCloud®ポリエステルは、20%がカーボンリサイクルから生まれた素材となっており、化石燃料由来の素材も20%削減します。これは地球への負担を減らすことを意味します。

 

炭素排出物を原料とした新素材「CleanCloud®(クリーンクラウド)」は、2021年にOnが開発を発表。昨年9月には、CleanCloud®の開発時から提携しているランザテック社(Nasdaq: LNZA)と開発した、炭素排出物を原料とした世界初のシューズ「Cloudprime (クラウドプライム)」を発表いたしました。そしてこの度、CleanCloud® ポリエステルを使用した初のアパレルコレクションの発売に至りました。これは、石油系資源からの脱却を目指すOnにとって、新たな一歩です。

 

Onは将来的に、すべての製品で化石由来の素材を使用せず、循環型の生産工程という未来を描いています。5年間の歳月をかけてCleanCloud®の開発に至りましたが、この複雑な技術を商業規模で開発するという課題の克服に向けて、パートナー企業との協力なしには実現できませんでした。

 

パートナーであるランザテック社は、最先端のバイオ技術、人工知能、機械工学と化学工学のイノベーションを組み合わせて、廃棄炭素を排出するのではなく、リサイクルするプロセスから化学薬品を製造しています。

 

製鉄所のような産業施設にて、大気中に放出される前に炭素を多く含むガスを発生源で捕獲する設備、バイオリアクターを備えています。バイオリアクター内では、天然由来のバクテリアが廃棄炭素を消費し、従来のアルコール生産に似た独自の発酵プロセスによって持続可能な生産体制を可能にしています。

 

今回の素材では、この過程で生成されたエタノールがエチレン・ガスとなり、モノエチレングリコールとなります。その後、モノエチレングリコールはテレフタル酸と重合して最終的なポリエステルとなります。このポリエステルが、糸になって押し出され、OnのCleanCloud ®のアパレル生地になると仕組みになっています。

 

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