「阿那曲 ~ADAKYOKU~」
「阿那曲」 とは、楊貴妃が詠んだ舞踊の 「詩」 で、踊ることで衣装から良い香りが漂う。
BGMは生演奏のピアノ・チェロ・尺八で、初めて聴くのにどこか懐かしいような...
思わず聴きいってしまう心地よさ。
Collectionはホワイト・ブラックをベースに鮮やかなブルーやワインレッド。
薄手の生地に水彩画のようなプリント・動きのあるヘムラインが印象的で、歩くたびに揺れる裾が優雅なBGMと競演。
足元はプラットフォームにゴールド、ヒール部分がクリアのサンダルなどインパクトの強いものが目立っていた。
凛としていて誰もが憧れる大人の女性。しかし、どこかに影がありのに魅力的な前を向いて力強く生きている女性像が脳裏に浮かぶ。
終演の頃には爽やかな柑橘系良い香りが会場を包み、最後まで心地よさを演出。
荒井 沙羅氏の東洋の文化・風景・自然・心などからインスピレーションを受け、
古き良きものを現代に、そして未来へ伝える姿勢がひしひしと伝わるものであった。

text:Miki Harigae