現代美術家の市川孝典の個展が、2月 10 日より 3 月 10 日まで、東京 Gallery COMMON にて開催されます。
線香画(Scorch Paintings/スコーチペインティング)の技法でドライフラワーを描いた Dried flower シリーズの初公開のほか、森を描いた woodland、昆虫の標本箱を模した specimen、時計をモチーフにした clock シリーズやスクレイプワークス(Scrape works/色のレイヤーをつくり上から削る)の技法で描かれる noise、loading、icon の3シリーズを中心に展示されます。
東京での個展はおよそ一年半ぶりの開催で、バリエーションに富んだそれぞれの技法を、ひとつの会場で一同に体感できる初めて試みとなります。作家自身が目にした風景、ガラクタと称されるモノ、ローディング中のSNS 画像、または人々に潜在する記憶にアクセスする風景やモノなど、さまざまな要素を集め、紙上に映し出しています。
代表作である線香画や、クスレイプワークスなどで表現される、記憶の作品の世界をお愉しみください。
開催概要
期間:2月 10 日より 3 月 10 日
住所:東京都渋谷区神宮前 5-39-6 B1F
February 10 (Sat) - March 10 (Sun), 2024
Opening reception: February 9 (Fri) 19:00-21:00