
軽さと速さを武器にした新時代の山岳シューズ Oboz「KATABATIC WIND」に秋の新色“コッパー”登場
2007年、アメリカ北西部モンタナ州・ボーズマン。イエローストーン国立公園にほど近いこの地で誕生したのが、アウトドアフットウェアブランド Oboz(オボズ) だ。ブランド名は「Outside + Bozeman」の造語。創業者たちはオフィスから一歩外に出ればすぐにトレイルという環境で、テストと改良を繰り返し、実際のフィールドから逆算して製品を磨き上げてきた。
アウトドアアクティビティが“走る時代”へと進化していった2000年代後半、Obozは「歩くための靴」から「軽く速く駆け抜けるための靴」へとアプローチを広げていった。その象徴がファストハイクカテゴリーの最上位モデル 「KATABATIC WIND(カタバティック ウィンド)」 である。
今季、このシリーズの頂点に立つモデルに、深みある秋の新色 Copper(ブラウン) が加わった。岩肌や紅葉と溶け合いながらも存在感を放つカラーリングは、フィールドでも街でも違和感なく映える。
軽く、速く、そして安定する秘密
アウトソール ― 推進力と安定感の両立
Oboz独自の「Inertia of Motion System(IOMシステム)」を搭載。前足部の反りを強調したロッカー構造により、足が転がるように前進し、少ない力で強い推進力を得られる。さらにカーボンファイバープレートを内蔵した2層構造「ACTNitro™ミッドソール」が高反発性と安定性を両立。長時間の行動でも疲労を軽減し、険しいトレイルでもブレない接地感を約束する。
インソール ― 長時間を支える快適性
Ortholite® ECOインソールを採用。反発力とクッション性のバランスが秀逸で、自然な足指の動きを促進する。縦走や長距離アクティビティでも快適性を持続する。
アッパー ― 過酷な環境にも耐える設計
高耐久・高通気メッシュにTPUフィルムを組み合わせ、摩耗や水分に強く、それでいて通気性も確保。タン部分にはスクリーニングゲイターを装備し、砂利や小石の侵入を防ぐなど、細部に至るまで実用性を突き詰めている。
スペックと価格
-
モデル名: Katabatic Wind Low(カタバティック ウィンド ロー)
-
価格: 33,000円(税込)
-
カラー: Copper〈新色〉 / Winter Gold / Raven(全3色)
-
サイズ: 26〜28cm(0.5cm刻み、メンズのみ)
-
重量: 片足約349g(27.0cm)、ヒール高8mm
こんなハイカーに薦めたい
-
トレランシューズの軽さに魅力を感じつつ、安定性に不安を抱いている人
-
「速さ」も「安定感」もどちらも手放せないファストハイカー
-
山中泊を挟みながらも、軽装でスピーディーに動きたいバックパッカー
ファストハイクは、もはやアウトドアの新しいスタンダードだ。
「KATABATIC WIND」は、その最前線で“軽さ・速さ・安定性・耐久性”という4つの要素を高次元で融合させた存在。秋の新色コッパーは、そんなシューズをフィールドでよりタフに、より鮮烈に輝かせる。