現代アートの領域を自在に横断し、ファッション、空間、イラストレーションなど多彩な表現を展開するアーティスト・三浦大地が、約2年ぶりとなる大規模個展「“Arch” DAICHI MIURA ART EXHIBITION」を開催する。会場は伊勢丹新宿店本館6階=催物場。会期は2026年2月27日(金)から3月8日(日)まで。
本展は、2022年の「MODERATION」、2024年の「DIALETHEISM」に続く、伊勢丹新宿店での3度目の個展。三浦にとっては、これまでの創作の軌跡を踏まえつつ、次なる地平を切り拓く重要な節目となる。
アーチというかたち、つなぐという思想
本展のテーマ「Arch(アーチ)」は、三浦が旅や日常の中で繰り返し出会い、心を惹かれてきた象徴的なモチーフだ。古代建築において構造的な強度を誇り、時代を超えて受け継がれてきたアーチは、同時に、窓や門、橋やゲートとして、異なる世界をつなぐ“境界のかたち”でもある。
三浦はこのアーチに、「過去と未来」「個と社会」「対立する価値観」など、相反するものをつなぐ媒介としての意味を重ねる。アーチをくぐるという行為は、物理的な移動にとどまらず、内面世界への旅路でもあるのだ。
手描きが生む、揺らぎと深み
展示されるのは、アーチ型キャンバスに描かれた新作をはじめ、複数のアーチを重ねた代表作《Arch》など、テーマを体現する約150点の作品群。グラフィカルに見えるその表現はすべて手描きによるものであり、筆致の重なりが生む微細な揺らぎや奥行きが、作品に独自の温度と詩情をもたらしている。
三浦は本展を、鑑賞者が自由に感じ、立ち止まり、進み、内省し、対話するための“通過点”と位置づける。アートに「正解」を提示するのではなく、観る者それぞれの感性に委ねる空間が、静かに、しかし確かに広がっていく。
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会期:2026年2月27日(金)〜3月8日(日)
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時間:午前10時〜午後8時(最終日は午後6時終了)
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会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
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入場料:無料
特別企画
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ライブペインティング:2月28日(土)、3月7日(土)各日午後2時より(約30分)
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カプセルトイ「Arch」:ミラー&缶バッジ(各6種・全12種)各550円(税込)※数量限定
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オリジナルトートバッグ「Arch」:5,900円(税別)
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会場限定オリジナルグッズ:Tシャツなど、本展の世界観を日常に持ち帰るアイテムを多数展開
アーティスト・ステートメントより
「アーチは、僕にとって“つなぐ”という行為そのもの。過去と未来、個人と世界、見えるものと見えないもの。そのすべてをつなぐ形として、僕の記憶と感性の中に深く根を張っている。アーチを通して生まれる出会いや気づきが、誰かの心に静かに波紋を広げてくれたら、こんなに嬉しいことはない。」 — 三浦大地
アーティストプロフィール
三浦大地(Daichi Miura)|1983年、東京生まれ。ファッションデザイナーとしてキャリアをスタートし、アーティストや俳優の衣装制作を経て、広告・CMのディレクション、空間デザイン、ブランドプロデュース、イラストレーションなど多岐にわたる創作活動を展開。2021年よりアート制作を本格化し、2022年には初の大規模個展を開催。以降、国内外のアートフェアにも出展し、注目を集めている。代表作「Josie’s RUNWAY」やクリスタルを用いた作品群は、ファッションとアートの境界を軽やかに越え、独自の世界観を築いている。
