クリスチャン ルブタン ジェイデン・スミスによる2027年春夏メンズコレクションを発表

メゾン クリスチャン ルブタンは、2027年春夏メンズコレクションを「レッド・キングダム」へと誘う没入型プレゼンテーションとして発表します。本プレゼンテーションは、時間の概念を超越した架空の文明を舞台に、失われた王国の遺跡を巡る旅として構成され、記憶・想像力・可能性が交差する世界へ来場者を導きます。

ジェイデン・スミスの考古学的かつ夢幻的な視点を通し、遺跡はメゾンのコードを再解釈した象徴的なランドスケープとして立ち現れます。アイコニックなレッドは単なるシグネチャーカラーではなく、この世界全体を定義する本質的な要素として昇華されています。古代文明への敬意を込め、圧倒的なスケールと想像力による世界観を通じて、人類が歴史の中で成し遂げてきた創造の力を想起させる構成となっています。

プレゼンテーションは、古代世界の七不思議「ロードス島の巨像」に着想を得た壮大な通路から始まります。入口には巨大彫像の足を模した構造物が配置され、来場者はその間を通り抜けながら古代の聖域へ足を踏み入れるような体験を得ます。さらに、解読不能な古代文字が刻まれた石碑が設置され、日常の時間から切り離されたコレクションの世界観へと誘う象徴的な演出が施されています。

メインスペースには、長い時を経て姿を現した失われた王国の遺跡を思わせる空間が広がり、「もし過去の文明が最も輝いていた瞬間を見ることができたら」という問いを来場者に投げかけます。過去の文明を見つめることは、現在の可能性を考える行為でもあり、人類が共通の目的と想像力によって成し遂げてきた創造への誇りを呼び覚ますものです。

展示の中心には巨大な円形モノリスが置かれ、シューズやレザーグッズが石を彫ったくぼみの中に配置され、遺物のように紹介されています。中央には隕石を思わせる構造物が設置され、コレクションの核となるアイテムが展示されています。その周囲には、フランス・ブルターニュ地方のカルナック列石群から着想を得た造形物が並び、探索と発見を促す風景を形成しています。これらは古代の石工たちの遺産を想起させ、謎めいた存在感によって来場者の好奇心を刺激します。

ジェイデン・スミスは本コレクションについて、「歴史と情熱、そしてかつて栄えた文明がたどる運命を描いた物語であり、時の流れによって偉業が神話へと変わった後に残る痕跡からインスピレーションを得た」と述べています。 また、「私たちが目にしているものは本当に新しいのか、それとも過去に繰り返されたものなのか」「私たちは前進しているのか、それとも同じ場所を巡り続けているだけなのか」という問いがコレクション全体を貫くテーマであると語っています。

2027年春夏メンズプレゼンテーションは、人類が繰り返してきた創造・変容・再生のサイクルを考察するものであり、メゾンにとって新たな章への扉を開くものです。創造の自由、探求心、そして尽きることのない驚きの力によって形作られる新しい時代を象徴する内容となっています。